お知らせしたいこと

『暮しの手帖』掲載のお知らせ

 

本日発売の『暮しの手帖』19号にtagottoの雑草標本を掲載していただきました。
14枚の標本とともに、作り方も細かくご紹介いただいています。
よろしければお手にとってご覧ください。
そして、気が向きましたらご自宅の雑草を観察してみてください。
もし気になる雑草が見つかれば、ぜひ標本に。
これからですと、コニシキソウ、キツネノマゴ、ウリクサなどが扱いやすくておすすめです。
ツユクサは水分が多く、時間がかかります。
タデ科のつぶつぶした蕾や実は、乾燥中にぽろぽろとれて少し悲しくなるかもしれません。
でもそれらも含めて、楽しんでいただければと思います。

昨秋の展示会に、編集部の方がいらしてくださったことがご縁の始まりでした。
(何も知らず、展示会ハイでノンストップに雑草話を繰り広げ続けたことを思い出すと、今も少し胃がキリキリします。)
とりとめもない話を、優しくまっすぐな文章でまとめてくださった編集のSさん。
深い眼差しで雑草を見つめ、その魅力を引き出してくださったカメラマンの大沼ショージさん。
プロってすごい。
何度もそう思いました、ワクワクしました。
本当に光栄で、楽しい時間でした。

『暮しの手帖』の皆さんが、この一冊にどれだけ時間をかけて労を惜しまず作っていらっしゃるのかを、垣間見ることもできました。
それはちょっとびっくりしてしまうほど。
割いていただいた時間に恥じぬよう、私は私の手しごとを丁寧に続けていこうと思います。
ありがとうございました。

そしてこのご縁を、私と雑草まで繋いでくださったすべての方にも心から感謝。
ありがとう。

 

 

雑草標本展のお知らせ

 

7月28日(木)から、今年も逗子・サクラヤマパーラーさんにて雑草標本の展示をさせていただきます。
ありがたいです。
ありがとうございます。

会期:2022年7月28日(木) – 8月1日(月) 13時 – 18時30分
会場:サクラヤマパーラー
詳細:Facebookイベントページ




庭の雑草対策に端を発した標本作りも、季節を3周するまでになりました。
作った標本はとうに1,000枚を超え、名を覚えた庭の雑草の数も150ほどに。
その間、私と雑草との関係に果たして変化はあったのでしょうか。

雑草にも植物全般にもまるで門外漢だった私が、毎日通いつめて戸を叩き、やっと弟子入り志願の挨拶ができたと思ったら翌日には追い払われ、3年かかってようやく客間に通されて今、出てくるかわからないお茶を待っている。
端的に言えばそんな感じです。
つまり、変化があるのかないのかよくわかりません。

ちょっとした思いつきにひょっとして天才なんじゃないかと調子に乗ったり、すぐさま勘違いを思い知ってがっかりしたり。
ひとつわかれば同時に3つのわからないことがやってきたり。
相変わらずのそんな日々。
それでも標本は増えていき、それにまつわり新たに始めたことも幾つかあります。

今回、パーラー店主が掲げてくれたテーマは「雑草標本とその周辺」。
リアルな雑草標本の周辺である作業スペースは、今日現在とっちらかっていてとてもお見せできるものではありませんがそれはさておき、昨秋の展示以降に作った標本はもちろん、季節ごとのさまざまな雑草のチャームポイントを集めたリースや、小型の雑草を手漉き紙に合わせたカード、そして標本台紙の端材で作ったピアスなども、少しずつではありますが持っていきます。

それぞれの雑草の個性と美しさ、その周辺でうろうろうきうきし続けている私の迂遠、よろしければ覗きにいらしてください。
会期中は常時在廊しております。
好きな雑草のこと、苦手な雑草のこと、その他なんでもお話しできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

ところで待ち続けているお茶はこの先ずっと出てこないこと、うすうす気づき始めてはいます。
それだけでも昨年よりは成長したと思っています。

Webサイトを開設しました

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日傘ワークショップを手伝い始めたのが10年前。
編み物ワークショップが7年前。
アクセサリー制作を始めたのが6年前。
雑草標本が3年前から。
繕いもん会が1年前から。

振り返るといろんな紆余曲折もありつつ、いや紆余曲折ばかりですが、いつのまにやら10年が経ったんだなあと驚いてしまいます。

偶然にもそんなタイミングで、tagottoのWebサイトを開設しました。
ごくたまにではありますが、更新していこうと意気込んでいます。
もともと更新頻度の下降っぷりには定評のあった本ブログも、再スタートという気持ちで少しずつ書いていこうと決意を新たにしています。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

展示会のお知らせ

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中学の軟式テニス部引退の際、顧問の先生から3年生ひとりひとりに封筒が手渡されました。
一筆箋に書かれた私への言葉をずっと覚えています。

「誰にも見られず褒められず 野の花は美しく咲く」

 


 

庭の雑草で標本を作り始めてちょうど2年。
足元に自生する美しい草を見つめ、その名を知り、形をとどめたいと願って家と家のぐるりを往復する。
その日々と季節の繰り返しは誰の役にも立たない、ただただ自分のための時間でした。
雑草が、種子を残すためだけに花を咲かせるように。

なのに一緒になって感嘆の声をあげてくれる人がいて、たくさんの人に見てほしいと言ってくれる人がいる。
少し戸惑ってしまうほどに嬉しい、幸せなことです。

10月1日より、逗子・サクラヤマパーラーさんにて標本の展示をさせていただきます。
強いわけでも、特別に根性があるわけでもない。
でもきっと知恵と工夫をこらして私たちと共存している。
そんなそれぞれに、さまざまに魅力的な雑草たちを見にぜひお越しください。
店主とともにお待ちしています。

会期 2021年10月1日(金)〜10(日)
   月・火曜 休み
会場 サクラヤマパーラー

※詳細はサクラヤマパーラーさんのFacebookイベントページをご覧ください。

 


 

ちなみに顧問の先生が言いたかったのは、「自主練サボっていただろう」だと思います。
ごめんなさいサボっていました。

春と言えば

2019-02-24 11.30.42

 

最初に作った装身具は、ボタンのネックレスでした。
行った先々で買ったボタン、母の古いジャケットのボタン、着なくなった自分の服から取ったボタン。
それらを布に縫いとめ革に貼り合わせ、鎖を付けただけのネックレス。
糸でアクセサリーを作るようになる何年も前のこと、友人の結婚パーティで使うために作ったものです。
昨秋、このネックレスを久々に手にしたら、当時の状況がぶわっと蘇りました。

たくさんのボタンを何か形にしたくてずっとあれこれ考えていたことや、でも失敗して無駄にするのが怖かったこと。
ずっとぐたぐた手をこまねいていたときに踏み切れたきっかけが、友人の結婚を祝う気持ちだったのです。

少し大げさだと思われるかもしれませんが、好きなものを使って何かを作るとき、常に失敗を恐れる気持ちはあります。
今も、糸や布を無駄にしたらどうしようといつも思っているし、それでも失敗はする。ものすごくする。
自分がゴミ製造機に思えてへこたれることもしばしば。
けれど続けていられるのは、今作っているものは形を変えてもきっと誰かに届くという希望を持てているからです。

今年も3月20日から24日まで、逗子にてtagottoの展示受注販売会をさせていただきます。
4月から日常が大きく変化する人、ほんの少し変化する人、生活自体が変わらずとも、気持ちが何となく新たになる人。
そんな人たちの次の一歩を少し大きくできるようなものを、という思いで作ったアクセサリーを持っていきます。
それから、今年ははぎれの風呂敷なんかも。

今回で3度目となるこの販売会。
私の希望の主成分はこの機会、場所であり、ここでお会いする皆さまです。
春の逗子で美味しいコーヒーとケーキをご堪能いただいたのち、眺め、手に取り、試しに着けてみていただければ幸せです。

 facebookイベントページ

 

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