msb galleryさんでの展示「見ているはずの、見たことない」は日曜日に全日程が無事終了となりました。
雨の日も、猛暑の日も、思った以上に大がかりだったギャラリー前の道路工事の日も。
足を運んでくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました。
雑草のこと、お庭のこと、今回もたくさんの方とたくさんのお話をさせていただき、聞かせていただき、いっぱい笑った楽しい10日間でした。

新日本橋駅からギャラリーまで、約5分。
足元を見ながら歩いていると、大都会のオフィス街に幾種類もの雑草を見つけることができました。
イノモトソウ、オニタビラコ、イヌワラビ、ヒメジョオン、カタバミ、ホソバチチコグサモドキ、など、など。
長く暮らした東京時代、あんなことやこんなことがあった当時も、ずっとそばに雑草はたくさん生えていたんだと初めて実感することができました。
会期中、何度もギャラリーを飛び交った本展のタイトルに、いちばん新鮮に驚いていたのは私かもしれません。

 

 

どう考えても畑違いの私にお声をかけてくださり、5月の神戸アートマルシェからずっとお世話になったmsb galleryの白倉さん。
雑草にとって、標本にとって、の最善をいつも最優先で考えてくださるその愛情の深さにずっと感服しております。
ありがとうございました、楽しい10日間でした(2回め)。

 

 

別に雑草じゃなくたって何だって。
誰かにとってのそれはお風呂で顔を合わせるアシダカグモかもしれないし、子供の服についた食べこぼしの染みの形かもしれない。
「見ているはずの、見たことない」を見つめれば、発見があって、喜びがあって、日々が少し楽しくなるかもしれない。
そんな「かもしれない」が、ご来訪くださった皆さまにふんわり伝わっていればとても嬉しいです。

では、またお会いできる日まで。
ありがとうございました。

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