今年は久しぶりに自分のニット帽を編もうと思っている。
棒針で、少し太めの糸で、浅くも深くもない普通の帽子。

 

 

以前友人に頼まれてネックウォーマーを編んだことがある。
一緒にアヴリルへ行って糸を選んでもらい(茶色の超極太と極太の毛糸)、ケーブル編み、ゴム編み、かぎ針のリング編みなどを組み合わせてトゥーマッチにモコモコなネックウォーマーができた。
喜んでもらえて、編む過程も楽しかったので、同様にいろんな編み地をはぎとじして帽子にしよう!と思って後に編んだのがこれ。

 

Collage_Fotor

左の白系が自分用、右のグレー系が夫用。

ありあわせの糸を使い、途中「何か鎧兜みたい~」「むしろ謎の建造物みたい~」と変なテンションのままウッキウキで耳カバーも付けたら夫は喜んで毎冬愛用してくれているけれど、画像を見てもわかる通り私はほとんど使っていない。
なぜなら翌年からピアスを作り始めたからで、この帽子じゃピアスができないから。
耳カバー付けた私のバカ!

とほほ。誰かもらってくれませんかね。

そんなわけで今年は、ピアスも併用できる、鎧兜でも謎の建造物でもない帽子を編もうと思っているのです。
ついでに帽子とピアスのバランスについて考えてみようとも。

 

 

それはそうと夫は帽子好きだ。
キャスケットやマリンキャップ、中折れ帽に山高帽など結構な数の帽子を持っている。
持っているけれどまた買う。
出先でも買うしzozoでも買う。
似合うので、私も「いいじゃん」と言ってしまう。
むしろあっぱれと思ってしまう。
次はロシアのアレを買えばいいのに。

 

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夏に京都へ行ったとき、骨董品屋さんで夫が激安で買ったボーラーハット。
ツバのパイピングに使われているリボンが一部剥がれていて(そしてどんどん剥がれてきて)、何とかすると約束していたのでようやく直した。

 

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似たようなリボンを買い、縫い留める技術がないので横着してボンドでくっつけるという暴挙に出たが、まあこれなら使えるか、というくらいにはなった。

ボンドが乾いたので記念にちょっと被ってみる。
すごく、何というか、似合いませんでした。

私に似合う、ニット帽を編もうと思います。