共通の友人を介して知り合った彼女は、肩書が「店主」でした。
第一印象は「シュッとしてはる」。
背は高く髪は短く、道は直角に曲がりそうなイメージ。
かれこれ6年ほどの付き合いになりますが、最初に抱いた印象は驚くほど変わりません。
シュッとしてるところが他にもいろいろあることを知ったくらい。
やることなすことすべてスマートだ、ということではなく、むしろ愛すべきオチ担当というときもあるのだけれど、何しろ哲学が、美学が、シュッとしているのです。
そして彼女のその不器用なまでのシュッとさを、私はとても尊敬しているのです。
有名なケーキ屋さん。近所にできたサンドイッチ屋さん。洒落たパン屋さん。
いろんなお店屋さんに行くたびに、そこの店主は私のなかで「彼女っぽい」「彼女っぽくない」の2種類に分類されます。
そして「彼女っぽい」店主のお店には、また行きたいと思ったりするのです。
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3月30日から4月1日までの3日間、今年も彼女のお店でtagottoの展示販売会をさせていただきます。
絹糸の定番アクセサリーと、綿糸を使った植物モチーフの大ぶりなアクセサリーもたくさん並びます。
下記からイベントページにて詳細をご覧いただけます。
美味しいコーヒーとケーキのついでにちょちょっと手に取っていただければ幸甚です。