台風とともに始まった展示ではありましたが、その後はずっとお天気にも恵まれ、お昼、夕方、夜と光の変化に伴い表情を変えていく雑草たちに私も目を奪われることしばしば。
素敵な場所を提供してくれたサクラヤマパーラーさん、本当にありがとうございました。
書き出すと長くなるのでご来場いただいたお客様の言葉をお借りすれば、店主の人柄があってこそ、あの空間があってこそ。
会期中ずっと標本たちは輝き、私もルーペ片手に雑草話を繰り広げられました。
ありがとう。
いつも感謝しているけれど、感謝の井戸が噴水になりましたよ。
それから。
イベント開催に至るまでたくさんの方にお世話になりました。
名刺や紙袋に使わせていただいているtagottoのハンコを作ってくださったnorioさん。
いつ見ても惚れ惚れするクラマゴケの繊細さ、可愛さ!
ありがとう。
頭のなかにあった理想的額装をあっさりと具現化してくださったトップアート鎌倉さん。
額装にとどまらず、いつもさまざまなアドバイスをいただき本当にありがたいです。
これからもどうかよろしくお願いいたします。
2年間、ずっと標本作りを見守ってきてくれた近隣の友人たち。
私以外にも雑草標本に興味を持つ人がいる、と信じることができたのはあなたたちのおかげです。
そして標本を作り始めた当初に「これは興味深いなあ」と(珍しく)言ってくれた父にも、ありがとう。
最後になりましたが、雑草標本展に足を運んでくださった皆さま。
褒めていただくたびに「雑草がそもそも美しいからですよ」と答えていましたが、これはずっと本心でした。
人の褌ならぬ雑草の褌で相撲を取っている感覚が消えなかったので。
でも展示会を終えた今、望むところだ、と思っています。
またお会いできる日を楽しみに、雑草とともに相撲を取り続けていきます。
ありがとうございました。