本日発売の『暮しの手帖』19号にtagottoの雑草標本を掲載していただきました。
14枚の標本とともに、作り方も細かくご紹介いただいています。
よろしければお手にとってご覧ください。
そして、気が向きましたらご自宅の雑草を観察してみてください。
もし気になる雑草が見つかれば、ぜひ標本に。
これからですと、コニシキソウ、キツネノマゴ、ウリクサなどが扱いやすくておすすめです。
ツユクサは水分が多く、時間がかかります。
タデ科のつぶつぶした蕾や実は、乾燥中にぽろぽろとれて少し悲しくなるかもしれません。
でもそれらも含めて、楽しんでいただければと思います。

昨秋の展示会に、編集部の方がいらしてくださったことがご縁の始まりでした。
(何も知らず、展示会ハイでノンストップに雑草話を繰り広げ続けたことを思い出すと、今も少し胃がキリキリします。)
とりとめもない話を、優しくまっすぐな文章でまとめてくださった編集のSさん。
深い眼差しで雑草を見つめ、その魅力を引き出してくださったカメラマンの大沼ショージさん。
プロってすごい。
何度もそう思いました、ワクワクしました。
本当に光栄で、楽しい時間でした。

『暮しの手帖』の皆さんが、この一冊にどれだけ時間をかけて労を惜しまず作っていらっしゃるのかを、垣間見ることもできました。
それはちょっとびっくりしてしまうほど。
割いていただいた時間に恥じぬよう、私は私の手しごとを丁寧に続けていこうと思います。
ありがとうございました。

そしてこのご縁を、私と雑草まで繋いでくださったすべての方にも心から感謝。
ありがとう。