
2月13日(金)より、東京・大岡山の岡のさんにて個展を開催いたします。
昨年、初めて訪れた岡のさんには真夏でありながら澄んだまっすぐな空気があって、なんて気持ちのいいい場所だろうと思いました。
足を踏み入れてすぐ、この場所で寒い季節に展示がしたいと何となく思ったのを覚えています。
店主の片岡さんといろいろなお話をするなかで、いただいたキーワードが「枯れた植物」。
枯れ姿に惹かれるということが私たちの共通点のひとつでした。
そんなやりとりを経て、晩秋からこの冬にかけて花を散らし種(または胞子)を落とし、色づいたり色褪せたりしながら静かに朽ちつつある庭の雑草たちを標本にしてきました。
それから、ぎりぎりで形を保っているような虫食い葉たちも。
その姿には、終わりだけではなく始まりも感じます。
種が芽吹き虫たちが成長し、白、黄、紫の小さな花があちこちで咲く生命の季節へと、彼らが繋いでくれるから。
発見や高鳴りの多い、楽しい制作期間でした。

他にも、通常の雑草標本や昨年から作り始めた化石化標本なども多数持っていきます。
立春を過ぎて暦の上では春の始まりでありながら、きっとまだまだ寒い時季。
どうか暖かくしてお越しくださいませ。
できれば、道中の足元に育ち始めた雑草たちを気にかけながら。
そして澄んだまっすぐな空気の中に、春を感じていただければ嬉しいです。
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tagotto 個展
-春への導き-
2026年2月13(金)-3月22日(日)
12:00-19:00
※会期中2月17日(火)はお休みです
※会期中全日夕方頃まで在廊予定
東京都目黒区大岡山1-6-4
東急大井町線 大岡山駅から徒歩4分
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タイトルは、片岡さんに教えていただいた「一日一花」のなかから川瀬敏郎さんのお言葉をお借りしました。
今では私にとっても特別な一冊になっています。


