以前CINQさんで購入したSolwangのディッシュクロスがあまりにふかふか気持ちがいいので、思い立って自分でも編んでみました。
ガーター編みです。
小学生のころ、母に教わりながら初めて編んだのがガーター編みのマフラーでした。
ほぼそれ以来の、ガーター編みです。
ずっと手を出さなかった理由は、件のマフラーがひどい出来だったのと、(おそらくそのせいで)編み地にも野暮ったいイメージがあったから。
でも今回、目の詰まったガーターのテクスチャーに感銘を受け、数十年ぶりのチャレンジです。
しかし難しい。どうしても目が緩む、揃わない。
使用糸のGIZA70(対応棒針6~8号)に対し、5号でスワッチを編み始めてみたものの何度も何度もやり直し、最終的には2号で、それもかなり糸を引き気味に編み進むことに。
ここまで半月くらいかかりました。
さらに段数の割に増えていかない編み上がり面積と、表も裏もない苦行のような退屈さ。
このまま編み棒を抜いて雑巾にして捨ててしまいたいムシャクシャ感と闘いながら、トータルひと月以上かけてようやく編み終わりました。
画像の右がSolwang、左が私が編んだもの。
まあ、そこそこな感じに見えますが、編み地を真上から撮ると違いは一目瞭然、がっちゃがちゃです。
奥が深いな、ガーター編み。
そもそも糸が太かったかな。
次はもう少し細い糸で編もう。
グレーで鹿の子とかもいいな。
編み終えて早くもそう思い始めているのですが、次を編む未来の私に先に言っておこう。
きっと後悔するよ。